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「ゆとりーマン戦力化計画」PART-2

2012-08-27

-----日本の将来を明るくしたい組織人事コンサルタントの提言-----

  今回は、「ゆとりーマン」達の世代的な特徴を明らかにしてみたい。親の影響下にあった6歳ー15歳(=小・中学生時代)と個々人の価値観が確立する15歳ー21歳(=高校・大学生時代)において彼らはどのような環境で育ってきたのを多面的に捉える中から戦力化に向けた糸口が見えないか、さらにはどのようなメンタリティの持ち主なのかによってどのようにモチベートすれば良いのかが見えてくるのではないかと考えます。

  【6歳ー15歳(小・中学生時代)】
  主な出来事としては、「プレイステーション発売」「阪神大震災・地下鉄サリン事件」(1994年)「Yahoo Japan登場」(1996年)「北海道拓殖銀行、山一證券の破綻」「たまごっち大流行」「消費税が3%から5%に」(1997年)「戦後かつてない不況。大型倒産、企業リストラ、失業者の急増、金融危機」「NTTドコモがiモードサービス開始」(1999年)「小泉内閣発足」「日経平均1万円割れ」(2001年)

  【15歳ー21歳(高校・大学生時代)】
  「OECD調査にて日本の学力低下(ゆとり教育に対する問題提起)」「SNS、携帯ゲーム(DS、PSP)」(2004年)「05年大学進学率44.1%(男性/51.3% 女性36.8%)」「モンスターペアレント表面化」(2005年)「i-Tunes」「携帯普及率高校生:90%」「生徒のいじめ自殺事件が相次ぐ」(2006年)「リーマンショック」「バラク・オバマが黒人では史上初のアメリカ大統領に」「AO入試での入学者が、全体の4割強(26万人)に」(2008年)「自民党から民主党に政権交代し、鳩山由紀夫が第93代内閣総理大臣に」「社会企業家ブーム」(2009年)

  【世代としての特徴】
  バブル崩壊後に生まれる、子供の遊びが野球からサッカーへ大きくシフト。親の世代(団塊ジュニア)祖父・祖母(団塊の世代)は人口が多い世代であるので親の世代に立てた家に二世帯で住み日本各地で郊外のニュータウンの建替えブームを起こした世代とも言える。
  (神奈川・埼玉などは顕著)したがって、親と祖父・祖母が同居もしくは近隣に居住しているため欲しいものはほぼ買い与えられていた可能性も高い、そのため自己主張は強く過保護に育っている。生まれる前後からの長期の景気低迷により「一人っ子」が多く、親の世代、祖父・祖母の世代共に過保護もしくは放任主義で育てられている可能性が高く、結果として「いじめ」「学校の荒廃」が社会問題になった。AO入試など少子化が進んでいくが故に、大学の進学率が45%に、ゆとり教育によって世界水準から比べて学力の低下が著しく、活字離れ、本を読まないといった特徴が顕著になってきている世代でもある。
  1995年前後から学校での体罰問題が起こり、教師が子供を叱れない状態が続く、これにより集団生活の中において我慢ができないことや家での躾も緩くなったことも重なりマナーの低下が危ぶまれる世代といえる。文化的な側面においては、基本的には1980年前後生まれの若者文化の延長線上にあり、嗜好の多様化・細分化の中で成長した。インターネットの普及とともに成長した世代で、小学校低学年の頃にはポケットベルやPHSが登場し、数年後には携帯電話が普及している。
  情報化社会の進展によってインターネットも身近になっていった。小学校に上がる頃にはWindows 95が登場し、インターネットの普及も始まった。高校生の頃には都市部においてブロードバンドインターネット接続も一般化し、インターネットや携帯電話が生活必需品となっていった。
  音楽では、小学校低学年の頃は小室系音楽の全盛期であり、小学校高学年から中学・高校生の頃はモーニング娘。を初めとするハロプロの全盛期であった。まさに、「バブル景気」の崩壊と共に生まれ、長期不況・少子高齢化・情報社会の急速な発展の中を成長してきた世代といえる。彼ら、彼女たちの長所・短所をまとめると・・・

  【長所】
      ・携帯、インターネットは幼少期から当たり前のように活用しているためITリテラシーは高い
      ・異文化交流に関して抵抗感は少ない(海外旅行や留学は当たり前)
      ・経済不況により、安定を求めて大手企業意識が高まる一方、やりがいを求めて就職をする意識が高い

  【短所】
      ・集団生活において我慢ができない、マナーが低い
      ・対面でのコミュニケーションが苦手(ゲーム・携帯世代)
      ・集中力が低い、忍耐が苦手
      ・考えることが苦手で、情報の取捨選択ができない(いきなり答えをネットで検索)
      ・就職に対するあきらめから、フリーターやニートの率が高い

  いかがでしょうか?「」ゆとりーマン」達が育った環境から多少乱暴ですが彼・彼女たちの特徴を捉えてみました。4月から新人が入社される会社の人事担当者の方々は、入社前教育もしくは新入社員教育の準備をおこなうと同時に2012年の採用に向けて面接を繰り返している時期だと思われます。どうやら、これまでの「社会人」という概念を捨てて入社してから「躾」をし直す必要性があるのではないでしょうか?

  小社のクライアントのベテラン人事部長との会食で・・・

  「ゆとり世代に共通して言えるのは、「知らない」という点。礼儀作法から教養や雑学、ちょっとした生活の知恵etc。専門知識植え付けるのと同時に、社会に出るまでに身に付いてなけりゃいかん

  部分を同時進行で教育していくのには骨がおれるが、不可能なことではない。なんでオレがこんな事教えなきゃならんのよ、とイラっとくることもあるがしょうがねぇ。しかし反復して覚えることが苦手なのはどうしようもないな。そう言う教育を受けてこれなかったのは不幸としか言いようがないなぁ」



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